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【住宅ローン】結局のところ、固定金利と変動金利どっちがいいの?

住宅ローンを組む際に悩むのが、固定金利にするか変動金利にするかということではないでしょうか。

このコラムでは、金利タイプの違いとどちらを選んだら良いのかについてご紹介します!

そもそも固定金利と変動金利ってどう違うの?

固定金利と変動金利の違いについてご説明します。

固定金利とは?

固定金利は、借入時に定められた適用金利が最後まで適用されます。最初から総返済額が確定しているので、返済計画を立てやすいタイプです。金融機関が金利変動リスクを負うため、変動金利よりも高い金利が設定されます。

前述の、最後まで金利が変わらない全期間固定型のほかに、5年や10年固定など一定期間だけ金利が変わらない固定期間選択型もあります。

変動金利とは?

金利情勢の動向によって適用金利が変更されるタイプで、6ヶ月ごとに金利が見直されます。金融機関は金利上昇リスクを負わないため、固定金利よりも低い金利で設定されています。金利上昇リスクは借りる側が負うことになるので、今後数十年間、返済していけるかを考える必要があります。

みんなはどっちを選んでるの?

住宅金融支援機構が2023年4月に実施した調査によると、およそ7割が変動型、およそ2割が固定金利選択型、およそ1割が全期間固定型を選んでいることが分かります。

変動金利の低水準が続いていることや固定金利が上昇傾向にあることが影響していると考えられています。

参照:住宅金融支援機構|住宅ローン利用者の実態調査 【住宅ローン利用者調査(2023年4月調査)】

固定が向いている人・変動が向いている人

金利の予測は多くの専門家が行いますが、あくまで予測であり絶対ではありません。現在変動金利は低金利で推移していますが、今後どれだけ低水準が続くのか、どれくらい上昇するかは分かりません。ご自分のライフプランや収入、性格にあったタイプを選ぶとよいでしょう。

固定金利が向いている人

固定金利は金利が高く設定されているものの、返済が終わるまで一定なので、金利上昇の不安を抱えたくない人は固定金利が向いています。お子様の教育費など今後も多くの出費が見込まれる人も、固定金利にして家計をわかりやすくしておくと安心です。

変動金利が向いている人

短期間で返済できる人は、変動金利でも金利上昇リスクをあまり受けずにすみます。また、収入に余裕があり金利が上昇しても困らない人、今後収入アップが期待できる人も変動金利で良いかもしれません。

まとめ

今後数十年と払い続けることになる住宅ローン。無理のない返済計画を立てられるよう検討しましょう!

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