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失敗しない屋根選びのために。主な屋根材3つの特徴を徹底解説!

こんにちは!コーセーホームの菅沼です。

マイホームは、建てて終わりではありません。
できるだけ長く、美しく、良い状態で住まいを維持するためには、住んでからの適切なメンテナンスが大切です。

とはいえ、メンテナンスにはもちろん費用も手間もかかります。
そのため、できるだけ耐久性やメンテナンス性の高い建材や素材を選んで家づくりを行っていきたいものです。

メンテナンスで特に費用がかかるのは、屋根や外壁です。
たとえば、屋根材には大きく分けて粘土瓦・スレート瓦・ガルバリウム鋼板の3種類があり、それぞれでメンテナンス性は異なります。

3つのうち、もっともメンテナンス性が高いのは粘土瓦。
日本で昔から親しまれてきた日本瓦がこれにあたります。
粘土瓦は、一度施工すれば半永久的に使用でき、ほぼメンテナンスの必要はありません。

ただし、その重さが最大のデメリット。
大規模な地震が発生した際、屋根の重さに耐えきれずに家が潰れてしまった…というケースも多々あります。価格も高めです。

そこで最近は、この重さのデメリットを解消した軽量な瓦も開発されています。
たとえば、当社がテクノストラクチャーの家で標準採用しているケイミューの「ROOGA(ルーガ)」は、その軽さと独自の施工方法によって、従来の粘土瓦がもつ災害に対するリスクを軽減。メンテナンス性が高く、自然災害にも強い屋根材として注目されています。
https://www.kmew.co.jp/shouhin/roof/rooga/

2つ目のスレート瓦は、今の日本の新築住宅で大半を占める屋根材です。
人気の理由は、その価格の安さや施工の容易さ。また、種類も豊富でどんな外壁にもフィットすることから、多くの住宅で採用されています。

粘土瓦に比べると、メンテナンス性は劣ります。
一般的に10〜15年ほど経つと塗膜の防水機能が切れてしまうため、再塗装や葺き替えなど定期的なメンテナンスが必要となります。
また、スレート瓦は経年劣化によって剥がれてしまうことも。
剥がれた部分を放置すると雨漏りにつながるため、早めの修繕が必要です。

3つ目のガルバリウム鋼板は非常に軽量な屋根材で、耐震性にもっとも優れているといわれています。耐久年数も20〜30年と長く、メンテナンス費用を抑えたい方にオススメの屋根材です。

ただし、ガルバリウム鋼板は金属でできているため、雨音が反響しやすい、塩害に弱く海沿いの住宅には向かない、表面が傷つきやすい、といったデメリットもあります。
価格も、スレート瓦に比べると少し高めです。

それぞれにメリット・デメリットがあり、初期費用とメンテナンス費用との兼ね合いもありますので、どの屋根材にするかは慎重な検討が必要かと思います。
担当者より詳しくご説明させていただきますので、まずはコーセーホームにお気軽にご相談ください。

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