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この一年で大きく変化した暮らし方、働き方に向けた住まいのアイデアをご紹介しています。第1回の「玄関まわり」編に続き今回は「ワークスペースの作り方」をご紹介します。
在宅勤務がこの一年で急速に浸透し、新しい働き方のスタイルとして定着してきました。通勤が不要になり、また家庭の事情にも柔軟に対応できるなどメリットも多く、“自宅=仕事場”になる方はますます増えていくことが予想されます。
しかしその一方、「家事・育児」と「仕事」の境界線があいまいになりがちで、オンとオフの切り替えが難しいというデメリットも。
在宅勤務をスムーズに進めるには、仕事の場と生活の場をきっちり区別することが重要です。
・プライベートな物を周りに置かない
・リビングテーブルなどでの作業は極力避け、できる限り折りたたみ式のデスクなど、専用の机を設置する
・机は壁や窓に向かって配置し、テレビやベッド、趣味の物などが視界に入らないようにする
・パーテーション、ロールスクリーン、収納棚などで空間を仕切る
・ラグを敷いたり、色の異なる壁紙を張ることで、空間にメリハリをつける
・書斎スペース
趣味の時間を楽しんだり、パソコン作業用としても使える書斎スペースを寝室の一角に備える方が増えています。独立した一部屋を書斎用として確保することはなかなか難しいですが、部屋の一角をロールスクリーンや棚で仕切ることで、快適な書斎スペースを作ることができます。
・カウンタースペース
子どもたちが勉強したり、アイロンがけなどの家事に使用したり、家族が自由に使えるスペースとして、リビングの一角や階段下、2階のホールなどに設置します。棚を設けて収納力もアップすることで、仕事がはかどる環境も作れます。
・スキップフロア
壁ではなく段差によって空間をゆるやかに仕切るスキップフロアは、階段の途中や平屋の中二階などに+αの空間をつくることができます。オープンなスペースでありながら、段差によって空間を分けたワークスペースは、リビングにいる子供の気配を感じながら仕事ができるのもポイントのひとつです。
今回は快適なワークスペースの作り方をご紹介しました。
仕事の場と生活の場をきちんと区別することを意識して、まずは手軽に取り入れられることから始めてみましょう。これからマイホームを建てられるという方も、ぜひ間取りの参考にしてみてください。