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こんにちは、コーセーホームの菅沼です。
「木造住宅は、火災に弱い。」
そんなイメージを持たれている方も多いかと思います。
隣家で起きた火事が延焼してくることもあり、火災は自分たちだけが気をつけていれば完全に防げるというものではありません。
万一、火災が起きてしまったら?
何より家族の命を守らなければなりませんが、そこで知っておいていただきたいのが「省令準耐火構造」の住宅です。
省令準耐火構造の住宅とは、屋根に不燃材を使用したり、天井や壁に火に強い石膏ボードを使用するなど、一般的な木造住宅よりも耐火性能を高めた住宅のこと。
具体的には、隣家などから火をもらいにくくする「延焼防止」、火災が発生しても一定時間、その部屋から火を外に出さない「各室防火」、建物内部での延焼をできるだけ遅らせる「他室への延焼遅延」という3つの特徴をもった住宅となります。
省令準耐火構造にすることで、初期消火できる可能性が高まったり、避難する時間を確保できたりと、火災に対してより安心な暮らしを叶えることができるというわけです。
また、万一の火災に対する安心に加え、省令準耐火構造の家にはもう一つ大きなメリットがあります。
それは、火災保険料が割安に設定されているということ。
省令準耐火構造の住宅は、火災保険料の算定においてコンクリート造や鉄骨造の建物と同じ「T構造」とみなされ、一般的な木造住宅より保険料が約半額になるケースもあります。
(詳しい割引率は、各保険会社までお問い合わせください。)
火災に強く、火災保険料がお得になる「省令準耐火構造」の家。
家づくりのひとつの選択肢として、ぜひ知っておいていただければと思います。