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寒い冬に多発する入浴中の事故。誰にでも起こりうる「ヒートショック」の危険性

こんにちは!コーセーホームの中西です。

11月もあと少し。本格的な冬がすぐそこまでやってきました。

『真冬になると、浴室が寒くてお風呂にはいるのが億劫になる……』

そんなお悩みを抱えている方も多いと思います。

Water running bath woman dipping toes in hot bathtub relaxing time at home . Luxury cozy lifestyle people.

ではみなさんは、そんな浴室の寒さが健康にも大きな影響を与えるということをご存知でしょうか?

相楽中部消防組合消防本部のデータ(2016〜2018)によると、浴室での救急事案が11月から3月にかけて圧倒的に多く発生しています。

また、消費者庁が発表している資料によると、高齢者の事故のうち、浴室での「不慮の溺死および溺水」による死亡者数は増加傾向にあり、平成23年以降は交通事故による死亡者数より多くなっているとのこと。

そしてこれらを引き起こす原因の多くは、「ヒートショック」であるといわれています。

ヒートショックとは、急激な温度の変化で体がダメージを受けることをさします。

暖かい室内にいるとき血圧は安定していますが、寒い脱衣所に移動すると血管が縮んで血圧は上昇。そして、浴室が寒いと血圧はさらに上昇し、熱い浴槽内に入った途端、血管が広がり血圧は急激に低下……。このような血圧の大きな変動によって起きるのが、いわゆるヒートショックです。

入浴中の事故は、持病がなく普段は元気な人にも起こるおそれがあるもの。

「自分は元気だから大丈夫!」という過信は禁物です。

また、ご高齢者ご本人だけでなく、ご家族や周囲の方が一緒に注意することが大切です。

このようなヒートショックを防ぐ第一の方法は、家の断熱性能を高めること。

断熱環境が整うことで、健康に大きな影響を与える急激な温度差を解消することができます。

コーセーホームでは、家の断熱性能向上のためのリフォームを承っております。

詳しくはお気軽にお問い合わせくださいませ。

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