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結局、どっちがいいの?メーターモジュールと尺モジュールを徹底比較!

こんにちは!コーセーホームの菅沼です。

『当社が手がける「テクノストラクチャー」では、“尺モジュール”ではなく“メーターモジュール”を採用し、ゆとりの空間を実現しています。』

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これまで、幾度となくこのようにお伝えしてきましたが・・・

「そもそもモジュールって何?」「メーターモジュールと尺モジュールの違いは?」「結局、どっちがいいの?」といったご質問を数多くいただきますので、今日は“モジュール”について解説していきたいと思います!

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モジュールとは、設計上の基準となる基本寸法(基本単位)を指す言葉です。

その主な種類は3つ。

「尺モジュール」と「メーターモジュール」、そして北米で使用されている「インチモジュール」です。

メーターモジュールは、基本単位が1m。
尺モジュールは91cmです。

メーターモジュールの最大のメリットは、廊下などの間隔を広く取りやすいということ。
メーターモジュールでは柱と柱の中心の距離が1mなので、壁の厚みを考えると人が通れる幅は約87cm。
一方の尺モジュールでは、その幅が約78cmとなります。

「たった9cmの差」と思われるかもしれませんが、廊下など幅の狭い場所ではその感じ方に大きな違いが出ます。

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廊下の幅が広いと、車椅子が必要になった時にも移動がしやすく、車椅子でなくても、寄り添いながら歩いたり、介助しやすかったりするのは、メーターモジュールのメリットといえるでしょう。

デメリットは、金額面です。
面積が大きくなる分、コストも上がります。

また、住宅建材の多くは尺モジュールをベースにつくられているため、メーターモジュールで設計した場合、材料費が割高になったり、無駄が多くなったりといった不都合が生じる場合もあります。

一方、尺モジュールのメリットは、基本寸法が短いことで小さな土地や変形地であっても柔軟に設計ができること。
また、家をコンパクトにすれば、当然のことながら建築費用も抑えられます。

尺モジュールのデメリットは、階段や廊下の幅を広く取りにくいこと。
一部だけを広くすることもできますが、耐震上の理由で柱位置がずらせないこともあり、思い通りに広くできないケースも多いのです。

コーセーホームでは、どちらのモジュールもご提案可能です。
メリット、デメリットをふまえて、納得のいく家づくりを叶えていきましょう!

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