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天井高にもこだわるオーガニックハウスの家づくりとは?

注文住宅では、間取りや設備などを自由に決められますが、“天井の高さ”もそのひとつ。
天井の高さによって空間の印象が変わってくるため、家づくりの際には天井の高さにもこだわりたいものです。

一般的な戸建ての天井高は、2m20cmから2m40cm。

居室の天井は建築基準法で「2m10cm以上とすること」が定められているため、2m10cm以上であれば何cmでも問題ないということになります。

当社では「オーガニックハウス」では2m20cm、在来工法では2m40cm、パナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」では2m50cmを標準としています。

「オーガニックハウス」は、“ワンランク上のデザインと豊かな暮らし”を提案する注文住宅シリーズです。

天井高をあえて低くしているのは、オーガニックハウスの設計哲学である、「人間が心地よく感じる空間」を重視しているから。

天井を低くすることで、空間に親密感や包まれ感が生まれ、リラックスできる住環境が叶います。

またオーガニックハウスでは、壁ではなく天井の高さで空間を仕切るのもまた大きな特徴のひとつです。

空間のゾーニング

  • 天井の高さを変えることで、同じ空間内でも異なる機能を持つゾーンを視覚的かつ心理的に分けることができます。
  • 例えば、リビングエリアは天井を高くして開放感を持たせ、ダイニングやキッチンエリアでは天井を低くして親密な雰囲気を作り出す、といった形です。
  • これにより、一つの大きな空間の中でも、異なる活動が調和しながら共存することが可能になります。

視覚的なリズムと変化

  • 天井の高さを変えることで、空間に視覚的なリズムや変化を生み出すことができます。
  • この変化が、建物全体に動的なデザイン感を与え、居住者に対して飽きの来ない空間体験を提供します。
  • また、視線の誘導や焦点を作り出すことで、建物内での動線や空間の連続性を強調することができます。

心理的な影響

  • 天井が高いと開放的な感じが生まれ、低いと安心感や親密さが強調されます。
  • これを意図的に利用することで、空間の用途に合わせた心理的な効果を生み出し、その空間で心地よく過ごせるように設計されています。

自然光の制御

  • 天井の高さを変えることで、窓から入る自然光の量を調整し、空間全体に心地よい光のバランスをもたらすことができます。
  • 高い天井の部分では大きな窓を設けて自然光を多く取り入れ、低い天井の部分では光をコントロールして落ち着いた雰囲気を作り出すことが可能です。

これらの工夫によって、オーガニックハウスでは、単に空間を物理的に分けるのではなく、居住者がどのようにその空間を体験するかを細かくデザインすることが可能になります。

10月初旬にオープンするオーガニックハウスのモデルハウスも、ダイニングキッチンとリビングは天井の高さで空間を分けた、自然光をたくさん取り入れる吹き抜けのリビングが特徴です。

モデルハウスがオープンした際は、天井の高さも感じながら、その居心地の良い空間をぜひ体感してみてくださいね!

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