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もしもご自分のお住まいが再建築不可物件だったら「家を建て直せないし、どうしたらいいのだろう」と不安に思いますよね。このコラムでは、再建築不可物件でもできるリフォームについてご紹介します!
再建築不可物件とは?
建築基準法には接道義務というものがあり「幅員4m以上の道路に2m以上接していないといけない」(建築基準法第42条・第43条)とされており、該当していると再建築は認められません。また市街化調整区域に建てられた家の場合も同様です。
このほかにも、建築当時の法律では認められていたけれど、現行の法律では認められなくなっているために再建築できないケースがあります。
そして、このような物件は「再建築不可物件」として取り扱われます。
ご自分の住まいが再建築不可物件だった場合「どのようにしたらいいのか」と心配になりますよね。実は、再建築不可物件はリフォームすることは可能。家を直しつつ住み続けることができます。
再建築不可物件でできるリフォーム
再建築不可物件は、建築確認申請が不要な工事であれば可能。特に築年数が経っている家は耐震補強や断熱性能に関するリフォームが必要になるでしょう。なお、建築確認申請の必要の有無については、お住まいの地域によって異なる場合があるのでよく確認しましょう。
耐震補強や断熱性能をあげるリフォーム
住宅の安全や安心、快適な暮らしに欠かせない補強やリフォームを行えます。これからも安心して住み続けることができます。
窓の交換
断熱性能の高い窓、紫外線を防ぐ窓など、窓の性能は時代とともにあがっています。窓を変えるだけで夏の暑さや冬の寒さがかなり改善できます。
キッチンや水回りのリフォーム
築年数とともにリフォームが必要になる住宅設備の代表的なものといえば、キッチンや浴室、トイレなど。これらのリフォームも可能です。
建物の主要構造部の1/2以下の修繕
「壁・柱・床・梁・屋根・階段」などの主要構造部と呼ばれる場所。1/2以下のリフォームであれば建築確認申請が必要ではありません。
再建築不可物件のリフォーム注意点
増改築はできない
増改築には建築確認申請が必要なため、再建築不可物件は増改築はできません。
2025年の建築基準法改正で変わることも
建築基準法の改正とともに規制されるものが変わっていきます。来年2025年に建築基準法が改正されるため、それ以降のリフォームには今はない規制がされる場合もあります。
まとめ
このコラムでは、再建築不可物件についてご紹介しました。再建築不可でも、快適に住み続けるためのリフォームは可能です。気軽に業者に相談してみましょう!