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「キッチンに勝手口をつけるか問題」を考える!メリットとデメリットをご紹介

キッチンに勝手口をつけるかどうかは、家を建てるときの悩みどころのひとつ。つけるにしろなくすにしろ住んでから簡単にリフォームできるものではないので、新築のときによく考えたいものです。

そこで今回は、勝手口をつけるメリットとデメリットをご紹介します!

勝手口とは

勝手口とは、キッチンにつけられた出入りできるドアのことです。キッチンは「お勝手」とも呼ばれ、お勝手にある出入り口なので「勝手口」と呼ばれます。

古い住宅はお勝手と居間が離れている間取りだったこともあり、お勝手に専用の出入り口があるととても便利でした。

現在ではリビングダイニングはひと部屋続きになっているのが主流で、勝手口を作らない家庭も増えています。

勝手口のメリット

家事動線がよい♪

ごみ捨てのときにわざわざ玄関から出なくても勝手口から出しに行けて時短に!また、買い物のあとは勝手口から直接キッチンに入って冷蔵庫に収納できるので家事動線のムダを減らせます。

ゴミを家の外に出しておける♪

使用済みのビンや缶、ペットボトルなどを勝手口の外に置いたゴミ箱でゴミ収集日まで保管すれば、キッチンはスッキリした状態を保てます。洗ってすぐに勝手口から出せるのも便利。

ただし生ゴミは害虫などの心配があるのでキッチン内で保管しましょう。

換気・採光によい

南側にリビングをおくとキッチンは北側になって暗くなりがちですが、勝手口があればガラス窓から採光が得られます。調理中で匂いがこもってしまうときも窓を開けておけば換気できるのでおすすめです。

勝手口のデメリット

冬は冷気が入ってくる

冬は勝手口から冷気が吹き込みます。寒さが厳しい土地では悩みのタネになることも。高気密高断熱のドアにするなど、工夫をしましょう。

勝手口の前にモノを置けない

キッチンは限られた空間に調理道具や食器、食料など多くのものを置く場所。ちょっとしたスペースも収納にしたいものですが、勝手口あるとモノを置けません。

キッチン背面の収納力を高めたりパントリーを作ったりするなど、勝手口があっても収納に困らないキッチンにしましょう。

防犯対策が必要

勝手口は周囲からの目線があまりない場所に設置されることが多く、空き巣にとって格好の侵入口です。日頃から戸締りを徹底しましょう。地面には、歩くと音がする砂利を敷いておくとよいでしょう。人感センサー付きの照明は空き巣が嫌うのでおすすめです。

まとめ

キッチンに勝手口をつくると便利なことも多いですが、デメリットもあります。家の間取りやライフスタイルを考えて検討しましょう!

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