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ユニバーサルデザイン住宅をご存知でしょうか?これから家を建てられる方にはぜひ取り入れていただきたいものです。
本コラムでは、ユニバーサルデザインを施した家についてご紹介します♪
ユニバーサルデザイン住宅とは
まず、ユニバーサルデザインとは建物や製品などのデザインが年齢・性別・障害の有無などに関係なく誰もが使いやすいよう設計されたものです。
ユニバーサルデザイン住宅は、ライフステージや障害の有無にかかわりなく住む人すべてが暮らしやすいように考えられた家を指します。
今だけでなく10年後、20年後も安心して暮らせる家、介護が必要になったり障害をおっても安全に暮らせる家。それがユニバーサルデザイン住宅です。
ーバリアフリーとの違いー
バリアフリーは高齢者やハンディキャップを持った人にとって障害をなくすことです。ユニバーサルデザインはすべての人が使いやすいという視点で考えられたものであり、そこに違いがあります。
ユニバーサルデザイン住宅の「メリット」と「ここが難点…」
ユニバーサルデザイン住宅のメリットとデメリットについてご紹介します。
メリット
大きなメリットは、誰もが使いやすい住宅であるということです。どの年代、どんな身体環境にある人でも安心して暮らせます。数十年後に家族の暮らしに変化があったり、車椅子になったりしても安全に暮らせます。
「ここが難点…」
ユニバーサルデザインはコストがかかります。各所で必要なものを設置する費用に加え、一定以上のスペースが必要になるので建物の費用もかかります。「コスト面で難しい」と考える方は、すべてをユニバーサルデザインにするのではなく、要所要所で取り入れることを検討しましょう。
ユニバーサルデザインを場所ごとに紹介!
ユニバーサルデザインについて場所ごとにご紹介します。
玄関
開口85センチ以上だと車いすでも出入りができます。ベンチを設置できるスペースを作っておくと誰でも靴の脱ぎ履きが楽になります。
廊下
車いすで通過したり回転したりできる広さを確保します。手すりをつけるか、将来つけられる構造にしておくと安心です。廊下と部屋の段差をなくし、つまづき事故を防ぎます。
階段
L字型にして転落事故のリスクを低くします。踏み板の幅は広く取り、勾配は緩やかにします。手すりをつければ小さなお子さまやシニアも安心です。
リビング
開閉のときに自動的に減速する引き戸にすると指を挟む事故を防ぐことができます。
トイレ
車いすのまま入れたり介護者が一緒に入れる空間を確保します。便座付近には手すりを設置します。自動で蓋が開閉したり水が流れるタイプは、誰でも簡単に使うことができます。
浴室
浴室は転倒事故が多い場所です。床の材質を滑りにくいものにして、浴槽と床の高さはあまりないものを選びます。浴槽の近くには手すりを設置します。浴室暖房はヒートショックを防いでくれます。
まとめ
本コラムでは、ユニバーサルデザイン住宅についてご紹介しました。何十年経っても家族みんなが安心して住める家。ぜひ考えてみましょう!