どのくらいがベスト？？「天井の高さ」にもこだわった家づくり

2022.8.9

こんにちは、コーセーホームの菅沼です。

注文住宅では、間取りや設備などを自由に決められますが、“天井の高さ”も例外ではありません。
天井の高さによって空間の印象が変わってくるため、ぜひ家づくりの際には天井の高さにも着目していただければと思います。

一般的な戸建ての天井高は、2m20cmから2m40cm。
建築基準法で、居室の天井は「2m10cm以上とすること」が定められているため、2m10cm以上であれば何cmでも問題ないということになります。

天井を高くするメリットのひとつは、開放感のある空間にできるということ。
天井が高いと、実際よりも空間を広く感じられる効果もあります。
窓も高い位置につけられるため、お部屋全体に光を取り込みやすくなるのもメリットのひとつ。

一方、天井を高くすることにはデメリットもあります。
まずは、壁の面積が増えることで、建築コストがあがるということ。
窓やカーテン、壁面収納などが既製品で対応できなくなるケースもあり、別途コストがかかってしまう可能性があります。
また、空間が広がることで、エアコン効率にも影響します。

そこで、すべての天井を高くするのではなく、お部屋の用途や求める雰囲気に応じてそれぞれ検討することが大切です。
たとえば、リビングのように開放感がほしい空間は天井を高く、落ち着いた空間にしたい和室などは天井を低く、など。トイレの天井も、あえて高くする必要はないと思います(^^)

天井の高さに変化をつけることで、空間にデザイン性をプラスすることもできます。
たとえば、キッチンの天井を下げれば、メリハリのあるオシャレなLDK空間に。
下げた天井の色や素材を変えることで、さらにデザイン性がアップします(^^)

当社においては、オーガニックハウスでは2m20cm、在来工法では2m40cm、テクノストラクチャーでは2m50cmを標準としています。
さまざまな天井高のモデルハウスをご用意していますので、それぞれを見比べて、雰囲気の違いを体感してみてくださいね！

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