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本格的な夏を迎える前に。暑い夏を快適に過ごす住まいの工夫とは?

こんにちは、コーセーホームの菅沼です。

今日は、「夏至」の日です。
夏至を過ぎると本格的な夏がやってくるといわれていますが、今年の夏も非常に暑くなると聞きました。みなさまも体調にはくれぐれも気をつけて、酷暑を元気に乗り切っていただきたいと思います。

夏至は、1年で一番昼が長い日であり、太陽の高さがもっとも高くなる日でもあります。
冬至はその逆。一番昼が短く、太陽の高さももっとも低くなります。

このように、1年を通して太陽の高さは刻々と変化しているため、家の中に入ってくる日射しの角度も一定ではありません。
冬は、太陽の光をたくさん取り入れて部屋の中を暖かくしたいと考えますが、一方で、夏に太陽の光がたくさん差しこむと暑くなりすぎてしまいます。

そこで、古くからの知恵として取り入れられてきたのが、昔ながらの日本家屋で多く見かける深い軒(のき)や庇(ひさし)です。
高い位置から照りつける夏の日射しはカットしながら、低い位置から差しこむ冬の日射しは取り入れる。適度な長さの軒や庇を設けることで、快適さを保つ工夫がされていたのです。

とはいえ現代において、希望するプランによっては深い軒や庇を実現できないという場合もしばしば。そんな場合には、暑い夏の間だけ市販のシェードなどで日陰をつくり、強い日射しを遮るというのもひとつのアイデアです。
また、お庭に落葉紅葉樹を植えれば、夏は葉が生い茂って日陰をつくり、冬は葉を落とすことで日射しが家の中まで届きます。このような、四季のある日本古来の“自然共生”の知恵を取り入れてみるのもいいですね♪

“緑のカーテン”で日陰をつくる方法もオススメです。
たとえば、初夏に種をまき、強い日射しを受けてどんどん育つゴーヤは、真夏に実をつけ秋には枯れ落ちる一年生植物。もっとも暑い時期だけ緑のカーテンとしてやさしい日陰をつくってくれる、日本の夏の強い味方です。

暑さが年々増している日本の夏。
現代の最新技術と古来からの知恵を上手に組み合わせながら、暑い夏を快適に乗り切れる家づくりを一緒に考えていきましょう(^^)

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