Blog

ブログ

パントリーの失敗例7選|広さより大切な配置とは?後悔しない収納計画を解説

注文住宅の打ち合わせで人気の設備の一つが「パントリー」です。

食品や飲料、キッチン用品をまとめて収納できるため、「新築を建てるなら絶対に欲しい」と考える方も少なくありません。

しかし、実際に住み始めてからは、

「思ったより使いにくい」
「収納は多いのに片付かない」
「広くしたのに活用できていない」

と後悔するケースもあります。

その原因は、パントリーの広さではなく「配置」にあることがほとんどです。

どれだけ広いパントリーでも、生活動線に合っていなければ使い勝手は悪くなります。

今回は、実際によくあるパントリーの失敗例をもとに、後悔しない配置計画のポイントを解説します。

パントリーの役割を正しく理解する

パントリーは単なる収納スペースではありません。

本来の目的は、

・食品ストックの管理

・調理器具の収納

・日用品の保管

・キッチン周辺の整理整頓

を効率よく行うことです。

つまり、「たくさん収納できること」よりも、「取り出しやすく片付けやすいこと」が重要です。

失敗例① 広さだけを優先してしまった

収納量は増えたのに使いにくい

「せっかく建てるなら大きなパントリーを作りたい」

この考え方自体は間違いではありません。

しかし、3帖や4帖の大きなパントリーを作っても、実際には使わないスペースが発生することがあります。

特に奥行きが深すぎる場合、

・奥の商品が見えない

・賞味期限切れが発生する

・同じ物を重複購入する

という問題が起こりやすくなります。

パントリーは広さよりも「見渡せる収納」が基本です。

失敗例② キッチンから遠い

毎日の移動がストレスになる

意外と多いのが配置ミスです。

例えば、

キッチン→ダイニング→廊下→パントリー

という位置関係では、調理中の移動が増えてしまいます。

食品を取りに行くたびに数歩余計に歩くことになり、毎日の積み重ねでストレスになります。

理想は、

・キッチン横

・キッチン背面

・冷蔵庫の近く

への配置です。

調理しながら最短距離でアクセスできる位置を意識しましょう。

失敗例③ ウォークスルーにしたが通路ばかりになった

収納量が減るケースもある

最近人気のウォークスルーパントリー。

玄関とキッチンをつなぐ動線として採用されることが増えています。

しかし、通路幅を確保する必要があるため、壁面収納が減るケースがあります。

結果として、

「広いのに収納量が少ない」

という状態になることもあります。

回遊動線を優先するのか、収納量を優先するのかを事前に整理しておくことが重要です。

失敗例④ 棚の奥行きが深すぎる

収納した物が見えなくなる

収納計画で見落とされやすいポイントが棚の奥行きです。

奥行きが45cm以上ある場合、缶詰、レトルト食品、調味料などが奥に埋もれやすくなります。

一般的には30〜35cm程度が使いやすいとされています。

収納量だけでなく、取り出しやすさも考慮しましょう。

失敗例⑤ 冷蔵庫との位置関係が悪い

買い物後の片付けが大変

買い物から帰宅した際、

玄関→パントリー→冷蔵庫

が離れていると荷物運びが面倒になります。

特に飲料ケースやまとめ買いをする家庭では負担が大きくなります。

理想的なのは、

玄関→パントリー→キッチン→冷蔵庫

という流れです。

最近は玄関から直接アクセスできる配置も人気があります。

失敗例⑥ コンセントを設置しなかった

将来的に不便になる

パントリー内で使用する家電は意外と多くあります。

・電気圧力鍋

・ホットプレート

・コーヒーメーカー

・ウォーターサーバー

これらを収納しながら使用する場合、コンセントが必要になります。

将来の使い方まで想定した計画が大切です。

失敗例⑦ 何を収納するか決めずに設計した

収納計画が曖昧だった

最も多い失敗がこれです。

パントリーを作ることが目的になり、

「何を収納するか」

が決まっていないケースです。

例えば、

・食品ストック

・飲料

・キッチン家電

・防災用品

・日用品

では必要なスペースが大きく異なります。

設計前に収納リストを作ることで、必要な広さや棚の形状が明確になります。

使いやすいパントリー配置のポイント

キッチン横が基本

最も使いやすいのはキッチン横です。

調理中の移動が少なく、家事効率も向上します。

玄関との動線を意識する

買い物帰りの荷物運びを考えると、

玄関→パントリー→キッチン

の流れが理想です。

共働き世帯ほど効果を実感しやすい配置といえます。

回遊動線とのバランスを考える

回遊動線は便利ですが、収納量とのバランスも重要です。

間取り全体の中で最適な配置を検討しましょう。

まとめ

パントリーは注文住宅の中でも人気の高い収納スペースですが、「広ければ使いやすい」というわけではありません。

実際には、

  • ・キッチンとの距離
  • ・買い物後の動線
  • ・棚の奥行き
  • ・収納する物の種類
  • ・回遊動線とのバランス

といった配置計画が、使い勝手を大きく左右します。

どれだけ収納量を確保しても、日常生活の動線と合っていなければ「使いにくい収納」になってしまいます。

反対に、家族の暮らし方に合わせて配置を工夫することで、限られたスペースでも使いやすく、片付けやすいパントリーを実現できます。

注文住宅はご家族ごとにライフスタイルが異なるため、「正解の間取り」は一つではありません。

だからこそ、SNSや住宅展示場で見た間取りをそのまま取り入れるのではなく、自分たちの暮らしに合っているかを考えながら計画することが大切です。

 

パントリー計画で迷ったらお気軽にご相談ください

「パントリーは何帖くらい必要?」
「ウォークスルーと壁付け収納はどちらが使いやすい?」
「家事動線も考えた間取りにしたい」

このようなお悩みは、ご家族構成や暮らし方によって最適な答えが変わります。

コーセーホームでは、お客様一人ひとりの生活スタイルに合わせて、収納計画や家事動線を含めた住まいづくりをご提案しています。

これから家づくりを検討される方も、具体的な計画がまだ決まっていない方も、お気軽にご相談ください。

理想の暮らしを実現するために、後悔のない住まいづくりを一緒に考えていきましょう。

Back
一覧