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こんにちは、コーセーホームの菅沼です。

マイホームを建てるとき、ほとんどの方が住宅ローンを利用されるかと思います。

そんな住宅ローンについて、特に若い方に知っておいていただきたい、住宅ローン“申込み時”の注意点についてご紹介いたします。

一般的に住宅ローンを申込む際には、「事前審査（仮審査）」と「本審査」という2段階のステップがあります。

事前審査とは、「融資できるかどうか？」を審査するもの。
主に、住宅ローン利用者の年収や勤続年数、会社の規模、返済計画などをもとに「返済能力」を審査されます。

一方の本審査では、不動産売買契約を結んだ人を対象に「本当に融資していいか？」を審査。物件の担保評価なども加えてチェックされるため、仮審査より審査期間も長くかかります。

住宅ローンの場合、仮審査に通れば、本審査もほぼ通る。
一般的には、このように考えられています。
ですがこれは、仮審査と本審査の間に“大きな変化”がない場合に限り、です。

たとえば・・・
仮審査に通った後、本審査までの間に転職した。
この場合、審査基準である年収や勤続年数、会社の規模などが変わるため、再審査となってしまうのです！

仮審査に通ったからといって、油断はしない。
これが住宅ローン申込み時の鉄則です。

では、本審査も無事に通ったら？
これで、もう安心。いよいよ、夢のマイホーム生活のスタートです。
…と言いたいところですが、実はまだ、安心できません！

本審査が通れば終わり、ではないのです。
住宅ローンの“決済”が終わるまで、油断しないでいただきたいのです！！

住宅ローンの決済とは、物件の売主、または建築会社に対して、金融機関から契約の残金が振り込まれることを言います。
この住宅ローンの決済日（融資実行日）は一般的に、物件の引き渡し当日です。

本審査から決済日（＝引渡し日）までの間に、“大きな変化”があれば・・・
住宅ローンは再審査になってしまうのです！

転職はもちろん、結婚も同様です。
結婚して扶養人数が増えれば、再審査となります。
本審査に通っていたとしても、再審査によってローンが借りられなくなってしまった…という残念な結果にもつながりかねないのです。

これから結婚や転職をお考えの場合には、ぜひご注意いただければと思います。
詳しくは、お気軽にご相談くださいませ。