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注文住宅を建てるにあたり、多くの方が最初に気になるのは「予算」のことではないでしょうか。
「どれくらいの費用がかかるのか」「無理なく家づくりを進めるためにはどうすればいいのか」といった疑問は、30代のご夫婦を中心に多くのお客様からいただきます。
今回は、家づくりの予算設定について、必要な費用の目安や予算オーバーを防ぐ工夫をお伝えします。
まずは、注文住宅に必要な主な費用を確認してみましょう。
家の本体を建てるための費用です。全体予算の7割から8割を占めることが一般的です。例えば、3,000万円の総予算の場合、本体工事費は約2,100–2,400万円が目安になります。
土地から購入する場合、土地代が必要です。土地代はエリアや立地条件によって大きく異なりますが、都市部であれば総予算の半分以上を占めるケースもあります。購入時には、登記費用や仲介手数料も考慮しましょう。
地盤改良や外構工事、上下水道の引き込みなど、本体工事以外の工事費用です。これらの費用は、本体工事費の1–2割程度を見込むと安心です。
家具・家電、カーテン、引っ越し費用なども含まれます。意外と見落としがちなポイントですが、予算の5–10%程度を確保しておきましょう。
「理想の家を建てたい!」と思うと、ついつい予定よりも費用が膨らみがちです。
しかし、無理な出費は後々の生活に負担をかけてしまいます。
予算内で満足のいく家を建てるために、次の工夫を参考にしてください。
まずは、家づくりの中で「絶対に譲れないポイント」と「妥協できるポイント」を整理しましょう。
たとえば、リビングを広くしたいなら他の部屋のサイズを抑える、最新の設備を求めるなら装飾をシンプルにするなど、メリハリをつけることでコストを抑えられます。
工務店や建築会社から提出される見積りは、項目ごとに細かく確認しましょう。
「この費用は本当に必要か」「安く抑える方法はないか」をチェックすることで、無駄な出費を削減できます。
家づくりでは予想外の費用が発生することも少なくありません。
そのため、最初から予算の1割程度を「予備費」として確保しておくと安心です。
信頼できる建築会社や工務店に相談することで、適切な予算配分やコストダウンのアイデアをもらえます。
また、会社によってはローンの組み方や補助金の利用についてもアドバイスを受けられる場合があります。
家づくりにおいて重要なのは、「今」だけでなく「将来の暮らし」も見据えた計画を立てることです。
30代の夫婦の場合、ライフステージの変化に伴い、子どもの成長や老後のことを考慮した設計や予算計画が必要です。
「どんな暮らしをしたいか」という理想をベースにしながらも、無理のない予算計画で家づくりを進めることで、完成後も安心して新生活を楽しむことができます。
当社では、お客様のご希望やライフスタイルに合わせた家づくりをトータルサポートしています。
家づくりに関するご相談はお気軽にお問い合わせください。
理想の住まいを現実にするために、まずは「予算」から一緒に考えていきましょう。