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台風や大雨による水害は全国各地で起きています。特に9月は台風が多く発生する時期で、水害への対策は不可欠。
今回は水害が起こりやすい場所や家庭でできる水害対策についてご紹介します。
水害が起こりやすい場所
水害が起こりやすい場所はどのような場所でしょうか?
周囲と比べて低い土地
周囲の土地と比べて低い土地は水が溜まってしまい、水害が起こりやすくなります。
川が近い
大雨のときに川が氾濫する映像をテレビで頻繁に見かけるようになりました。川の近くにある住宅、とくに川より低い土地にある住宅は水害を受けやすいでしょう。
埋立地
埋立地は地盤が弱い傾向があります。川や海だけでなく、田んぼだったところも同様です。
川の上流が急な勾配になっている
上流から下流への流れが穏やかなら水も穏やかに流れていきますが、急な勾配になっていると水の流れは早くなります。水かさが増したら激流になり、さまざまな水害をもたらします。
この他、河川の合流部や川幅が狭くなるところも水害が起こりやすい場所です。家を購入するときには、まずは自治体ごとのハザードマップで水害のリスクを確認するようにしましょう。
家でできる水害対策
台風などで大雨が予想されるときは自宅でできる対策をしておくことが重要です。
土のうを積む
家への浸水を防ぐために土のうを置きましょう。
土のうを設置する場所は玄関前や勝手口、門柱の前、通気口の周りなどです。
土のうは自治体から無料で入手できるところもありますし、ホームセンターで購入することもできます。
側溝のゴミを取り除く
自宅前の道路の冠水を防ぐために、側溝にあるゴミを取り除いておきましょう。側溝にゴミが溜まっていると水が排水されず、道路が冠水する原因になります。
家への浸水の原因にもなるので、大雨が降る前にしっかり確認しておきましょう。
トイレの水の逆流防止策
大雨が降るとトイレなどから水が逆流することがあります。雨のピークが去れば排水管の水は正常に流れ出しますが、雨が長時間続く場合は対処が必要です。
逆流を防ぐには、水のうが効果的。45リットルサイズのゴミ袋を二重にして水を入れ、口を塞げば完成です。水のうを便器の中に置いて逆流を防ぎましょう。
また、少しでも自宅からの排水を少なくするため、大雨が降っている間は入浴や洗濯は控えるのも効果的です。
水が逆流する前兆として、トイレからゴボゴボと音がしたり水が流れにくくなったりするといったサインがあるので、前兆に気づいたらすぐに対処しましょう。
まとめ
大雨のときに被害にあいやすい場所は自治体などのハザードマップで確認できるのでチェックしましょう。大雨の対策は、地震と違って事前にできること。ぜひしっかりと準備して家を守りましょう。