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洗面所と脱衣場はそれぞれに用途が異なり、実は分けた方がよいことが多いですが、分けることで費用がかさむ懸念もあります。今回は、洗面所と脱衣所を2つに分けるメリットとデメリットをご紹介します！

洗面所と脱衣所の違いは？

洗面所と脱衣所は「洗面脱衣所」としてひとつになっているのが一般的ですが、実はそれぞれに用途が異なります。洗面所は手洗いや洗顔を行ったり身支度を整えたりする場所。脱衣所は入浴の前後で衣服の脱着を行う場所です。

このふたつは狭い空間でありながら家族の使用頻度が高く、タオルや洗面グッズなど収納品も多くなりがち。用途によって分けたいと考える人も増えています。

洗面所と脱衣所を分けるメリット

家族を気にせず使える♪

家族が入浴しているとき、洗面脱衣所には入りにくいものです。特にお子さまが思春期以降になると、使用中に入られることを拒絶することもあります。

とはいえ、歯を磨いたりドライヤーをかけたり、洗面所を使いたいと考える時間はかぶりがちです。こんなときでも洗面所と脱衣所が分かれていれば気にせず使えますし、入浴中に家族が入ってくる心配がありません。

来客時も安心♪

来客があって手洗いをしてもらうとき、洗濯かごに入った洗濯物を見られたり、生活感あふれる場所を見られたりするのは嫌なもの。洗面所を分ければ、脱衣所を見られることなく使っていただけます。

洗面所だけ玄関付近に設置できる♪

洗面所と脱衣所を隣接してつくることもできますが、洗面所だけ玄関付近に設置することも可能です。新型コロナウイルスの流行をきっかけに、帰宅後すぐに手洗いできるよう洗面所だけ玄関付近につくりたいと考えるご家庭も増えています。

洗面所と脱衣所を分けるデメリット

スペースが必要

洗面所と脱衣所がひとつなら2畳程度あれば足りますが、2つに分ける場合はそれぞれが1畳ずつだと狭く感じるでしょう。スペースが余分に必要になり、他の空間に影響がでます。

費用がかさむ

脱衣所と洗面所の場所が離れると給排水ルートが複雑になったり追加工事が必要になったりすることがあります。スペースが増える分の費用もかかります。

洗面台と洗濯機に距離ができる

予洗いした洗濯物を洗濯機に入れたいとき、2つに分かれていると不便に感じるでしょう。

まとめ

洗面所と脱衣所を分けると、家族それぞれがストレスを感じず使用でき来客にも対応できるとあって、メリットを多く実感できます。一方で、費用がかかったりスペースが必要になったりするといったデメリットがあることも事実。予算や家の面積なども考慮して考えましょう！