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引き戸・開き戸・折れ戸・・・。それぞれの扉の特徴を知りたい♪

住宅ではさまざまなところに扉が使用されます。玄関の扉、部屋を仕切る扉、クローゼットの扉、浴室の扉、トイレの扉・・・。各箇所で使う扉の種類も引き戸、開き戸、折戸など、さまざまです。部屋の作りや広さに適した扉を選ぶことが生活のしやすさにつながります。そこで本コラムでは、扉の種類についてご紹介します!

引き戸のメリット・デメリット♪

引き戸は扉を左右どちらかに平行移動させて開閉するタイプのドアです。開き戸とは違って前後に空間が必要ないので、開閉スペースが確保しづらい場所に適しています。

メリット

開口部が広くとれ、出入りがしやすく風も通しやすいです。車椅子などでも出入りが容易です。ドアが開く方の空間を邪魔しません。

デメリット

気密性には劣り、音がもれやすいです。レールにゴミが溜まりやすく、そうじの手間がかかります。上に吊ることで開閉するタイプにすると解決します。扉を収納する部分の壁面を使うことができません。

開き戸のメリット・デメリット♪

開き戸は主に洋室に取り付けられます。一枚の扉を開閉する片開きタイプと2枚のドアを開閉する両開きタイプがあります。両開きはクローゼットや押入れなどに使用されることが多いです。外開きと内開きがあります。

メリット

気密性が高く音漏れがしにくいです。ドアの下部にペットが自由に出入りできるくぐり戸をつけることもできます。掃除がしやすくさまざまな空間でコーディネートしやすい形です。コストも比較的抑えられます。

デメリット

扉の開閉にスペースをとるので狭小住宅には向きません。また高齢者や身体の不自由な方には使いづらいつくりです。内開きの場合、トイレや浴室など狭いスペースにとりつけると、中で人が倒れた際にドアに人がぶつかってドアが開けづらくなります。

折れ戸のメリット・デメリット♪

蝶板でつながれた扉を折りたたんで開閉する扉です。折れ戸が2枚並んでいて中央から左右に畳むことで開閉する両折れ戸、扉の一部が折れて畳まれることで開閉する中折れ戸があります。クローゼットに使用されることが多いです。

メリット

開口部が少ないスペースで設置でき、デッドスペースが少なくなります。人が通る場所に作っても邪魔しづらいです。

デメリット

引き戸に比べ、降りたたまる分開口部が狭く、そうじもしづらいです。布団や収納ケースなど端まで入れると出し入れがしづらいです。複雑な建具なので開け閉めするうちに故障しやすいです。

まとめ

今回は扉の種類と各扉のメリットとデメリットについてご紹介しました。各所に適した扉選びの参考にしてくださいね!

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