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憧れの中庭がある暮らし♪ メリットとデメリットを紹介

中庭のある家に憧れる人は多く「家を建てるときはぜひ中庭を作りたい!」と考える方もいることでしょう。そこで、本コラムでは、中庭のメリットとデメリットについてご紹介します。

中庭のある家の形

中庭のある家の代表的な形は以下のとおりです。

コの字型

家をコの字型につくることで中庭スペースを確保します。四方のうち一方が遮られていないため開放感があります。近隣の視線をある程度さえぎることができるタイプです。

ロの字型

ロの字をした家の中央部に中庭を作るタイプです。外からの視線を完全に遮断したプライベートな庭が実現します。建物の中に庭を作るため、ある程度広い敷地が必要です。庭の排水設備を整える必要があります。

L字型

家をアルファベットのL字のように建てます。2方のみが家に囲まれるタイプでもっとも一般的な形です。周囲からの視線を遮断することはできませんが、その分開放感にあふれた庭になります。比較的コンパクトな土地でも可能です。

中庭のある暮らしのメリット

光を取り入れやすい♪

一般的な家のつくりだと北側の部屋には光が入りづらいものですが、中庭があることで北側の部屋にも南からの光を取り入れられます。周囲を住宅に囲まれた立地でも中庭から採光でき、明るい家になります。

開放感がある♪

周囲を気にすることなく中庭に面した窓を開けておくことができ、部屋の行き来も中庭を通ってできます。すべてが一体となった雰囲気で開放感があります。

安心してくつろげる♪

プライバシーが確保され、隣家や通りからの視線を気にすることなくくつろぐことができます。小さなお子様が遊ぶときも安心です。

風の通り道を確保できる♪

窓を開けると全ての部屋に風を循環させることができます。プライバシーが確保されるので窓を開け放しておいても安心です。

居住スペースが広く感じられる♪

部屋の中から中庭を見渡すとその向こうにある部屋も目に入り、すべてがひとつづきのような空間が広がります。部屋と段差のないフラットな中庭にすればより一層一体感が生まれます。

中庭のある暮らしのデメリット

建築費用が高い

中庭を作るにはある程度の敷地が必要になります。建築の際にも外壁の面が増えたり設計が複雑化すること、さらに窓の数が増えることで建築費用が高くなります。

室内の断熱性が悪い

中庭のある家は窓が多く採光や通気しやすい構造になっているため、断熱性が悪くなり冷暖房効率が落ちます。断熱性能の高いペアガラスを採用するなど工夫が必要です。

熱や湿気がたまりやすい

ロの字型の中庭の場合、四方を壁が取り囲むので湿気がたまりやすくなります。つくりによっては水溜りもできやすくなるので排水設備を設ける必要があります。日々のお手入れも必要です。タイル張りや人工芝にするなど工夫しましょう。

まとめ

本コラムでは、中庭のある家の代表的な形と中庭のメリット・デメリットについてご紹介しました。検討している方はぜひご参考にしてくださいね!

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