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30~40坪の土地で何を優先する?全部を叶えようとしない間取りの考え方

「広いLDKがほしい」
「ランドリールームもほしい」
「ファミリークローゼットもつくりたい」
「できれば庭もほしいし、車も2台停めたい」

家づくりを始めると、叶えたいことはどんどん増えていきます。

SNSや住宅展示場を見れば、素敵な間取りや設備がたくさんあり、「せっかく家を建てるなら、これも取り入れたい」と思うのは自然なことです。

しかし実際の家づくりでは、土地の広さにも予算にも限りがあります。

特に30~40坪程度の土地では、すべての空間を広く取ろうとするよりも、「自分たちの暮らしでは何を優先するのか」を考えることが、暮らしやすい住まいにつながります。

今回は、30~40坪程度の土地で家を建てるときに考えたい、「広さ」ではなく「優先順位」から考える間取りづくりについてご紹介します。

30~40坪の土地は本当に狭い?

30~40坪と聞いて、

「思っていたより小さいかも」

と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、土地の広さだけで暮らしやすさが決まるわけではありません。

同じ35坪の土地でも、

・土地の形

・接している道路の位置

・建ぺい率・容積率などの法的条件

・必要な駐車台数

・建物の配置

などによって、建てられる家や使える外部空間は変わります。

そして何より重要なのが、限られた面積をどこに使うかです。

30~40坪だから「できない」と考えるのではなく、

「自分たちに必要な場所にはしっかり面積を使い、そうでない場所はコンパクトにする」

という考え方がポイントになります。

まず「欲しいもの」を全部書き出してみる

間取りを考える前に、一度ご家族で「新しい家でしたいこと」を書き出してみるのがおすすめです。

例えば、

・18帖以上のLDKがほしい

・大きなソファを置きたい

・洗濯を1階で完結させたい

・ファミリークローゼットがほしい

・パントリーがほしい

・子ども部屋を2部屋つくりたい

・在宅勤務ができる場所がほしい

・車を2台停めたい

・自転車を置きたい

・庭で子どもを遊ばせたい

・BBQをしたい

最初は「できる・できない」を考えなくても構いません。

大切なのは、その次です。

書き出した希望を、

「絶対に叶えたい」
「できれば叶えたい」
「なくても困らない」

くらいに分けてみます。

すると、ご家族が住まいに何を求めているのかが見えやすくなります。

① LDKは「何帖」より「何をしたいか」

広いLDKは魅力的です。

しかし、30~40坪程度の土地で家全体のバランスを考えると、LDKを広くするために、収納や水まわりなど別の空間をコンパクトにする必要が出てくることもあります。

当社の建築事例でも、16~18帖程度のLDKがここ数年とても多くなりました。

16~18帖だから狭いというわけではありません。

家具の配置、LDKの形、窓の取り方、視線の抜けなどを工夫することで、同じ帖数でも感じる広さは変わります。

大切なのは、

「20帖欲しい」ではなく、「LDKで何をしたいのか」

から考えることです。

4人で食事をする。
ソファでテレビを見る。
子どもが宿題をする。
友人を招いて食事をする。

必要な暮らしが分かれば、自分たちに必要なLDKの広さも見えてきます。

② 収納は「大きさ」より「場所」を考える

30~40坪程度の土地で家を計画するとき、「収納をたくさんつくりたい」という希望も多くあります。

ただし、収納は大きければ使いやすいとは限りません。

例えば、掃除用品をしまう収納が家の端にしかなければ、掃除をするたびに取りに行かなければなりません。

反対に、

・玄関で使うものは玄関

・キッチンで使うものはキッチンの近く

・洗濯用品は洗濯する場所の近く

というように、使う場所の近くに必要な量の収納を設けることで、大きな収納をつくらなくても暮らしやすくなることがあります。

限られた面積だからこそ、「何帖の収納をつくるか」だけでなく、「何を、どこにしまうか」まで考えてみましょう。

③ 家事スペースは「全部つくる」必要はない

ランドリールーム、ファミリークローゼット、パントリー、シューズクローク。

家事や収納をラクにしてくれる便利な空間はたくさんあります。

ただ、すべてを独立した部屋としてつくると、それだけ床面積が必要になります。

例えば、

ランドリールームと脱衣室を兼ねる。

廊下の一部に収納を設ける。

キッチン横の収納をパントリーとして活用する。

このように、一つの空間に複数の役割を持たせることも、限られた面積を有効に使う方法です。

「ランドリールームがあるか」ではなく、

「洗濯がラクにできるか」

という目的から考えると、別の答えが見つかることもあります。

④ 子ども部屋は最初から広くする必要がある?

子ども部屋についても、

「6帖は必要かな?」

と考える方は多いと思います。

しかし、お子さまが自分の部屋でどのように過ごすのかによって、必要な広さは変わります。

ベッド、机、収納が置ければよいのであれば、コンパクトな個室にして、その分家族が集まるLDKを充実させるという考え方もあります。

一方で、子ども部屋で趣味を楽しんだり、長時間過ごしたりすることを想定するなら、ある程度の広さが必要になるでしょう。

ここでも「一般的には何帖?」ではなく、どう使うのかから考えることが大切です。

⑤ 建物だけでなく「外」も忘れない

間取りを考えていると、どうしても建物の中に目が向きます。

しかし土地には、

・駐車スペース

・駐輪スペース

・アプローチ

・庭

・室外機などの設備スペース

も必要です。

特に車を2台停める場合は、建物を大きくしすぎると、駐車や乗り降りがしにくくなることもあります。

「建てられる最大の家を建てる」のではなく、土地全体を一つの住まいとして考えることが重要です。

庭についても同じです。

広い庭が必要なのか。

小さくても子どもが遊べる場所があればいいのか。

BBQができる程度のスペースが欲しいのか。

目的が分かれば、必要な広さも変わってきます。

⑥ 「通るだけ」の面積を増やしすぎない

限られた床面積を有効に使うためには、廊下や通路の考え方も重要です。

例えば、人気の回遊動線。

家事や家族の移動をスムーズにできる一方、回遊させるために通路が増える場合もあります。

ファミリークローゼットを通り抜けられるようにした結果、収納に使える壁面が減ることもあります。

回遊動線そのものを目的にするのではなく、

「この通路は毎日の暮らしを本当にラクにしてくれるのか?」

という視点で考えることが大切です。

30~40坪の土地では「全部少しずつ」より「ここを大切に」

限られた面積で、

LDKも広く、
収納も大きく、
ランドリールームも広く、
玄関も広く、
子ども部屋も広く、
庭も広く……

と考えていくと、家づくりは難しくなります。

そこでおすすめなのが、ご家族の「一番」を決めることです。

例えば、

家族で過ごす時間を一番大切にしたい

→ LDKを優先する。

共働きで家事の負担を減らしたい

→ 家事動線や収納を優先する。

アウトドアが趣味

→ 建物を少しコンパクトにして庭や外部収納を確保する。

車を毎日使う

→ 駐車のしやすさを優先する。

こうして考えると、同じ35坪の土地でも、ご家族によってまったく違う家ができます。

それこそが、家づくりの面白さでもあります。

「できない」ではなく「何を優先するか」

30~40坪程度の土地での家づくりというと、

「広さを我慢しなければいけない」

と思われるかもしれません。

しかし、そうとは限りません。

必要以上に広い廊下を減らす。
収納を使う場所の近くにつくる。
一つの空間に複数の役割を持たせる。
家具まで考えてLDKを設計する。

こうした工夫によって、限られた面積を有効に活用できます。

大切なのは、全部を叶えようとすることではなく、自分たちが叶えたい暮らしを明確にすることです。

木津川市木津に、33~37坪・全5区画の自由設計分譲地が誕生予定

現在、当社では木津川市木津エリアに全5区画の新しい分譲地の準備を進めています。

各区画は約33~37坪です。

数字だけを見ると、

「この広さで、どんな家が建てられるんだろう?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

だからこそ今回の記事でお伝えしたように、「何坪あるか」だけではなく、「その土地をどう使うか」が大切になります。

この分譲地は自由設計に対応しているため、決められた間取りに暮らしを合わせるのではなく、ご家族の優先順位に合わせて住まいを考えていくことができます。

LDKを大切にしたいご家族。

家事のしやすさを優先したいご家族。

収納を充実させたいご家族。

庭や駐車スペースを大切にしたいご家族。

同じくらいの土地面積でも、理想の住まいはそれぞれ違います。

33~37坪という土地の中で、何を優先し、どこにゆとりをつくるのか。

ご家族の暮らし方を伺いながら、その土地を活かした住まいをご提案していきたいと考えています。

分譲地の詳細については、ホームページで順次ご案内いたします。

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