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家事動線に振り回されない間取りづくりのヒント

「もっと良い家事動線がある気がする…」

注文住宅の間取りを考える中で、

「この動線、少し遠くないかな」
「洗濯はもっと楽にできるかも」

そう感じて、間取りを何度も見直したくなることはありませんか。

家事動線を意識すること自体は、とても大切です。

ただその一方で、家事動線を気にしすぎて、間取りがなかなか決まらないという施主様は、実はとても多くいらっしゃいます。

これも、家づくりではよくあることです。

なぜ家事動線にこだわりすぎてしまうのか

「家事ラク」という言葉が気になるから

最近の家づくりでは、

・家事ラク

・回遊動線

・洗濯動線

といった言葉をよく目にします。

どれも魅力的に聞こえるため、「少しでも家事が楽になるなら取り入れたい」と思うのは自然なことです。

その結果、家事動線が間取りの中心になりやすくなります。

SNSで理想形を見てしまうから

InstagramやPinterestの施工事例を見ると、

・キッチンから洗面室への最短動線

・洗う・干す・しまうが一直線の間取り

・行き止まりのない回遊動線

など、完成された間取りが数多く紹介されています。

それを見るたびに、

「うちも、もっと良くできるのでは?」

と感じ、今の間取りに不安を覚えてしまうことがあります。

家事動線だけで間取りを考えると起こりやすいこと

他の大切な要素が後回しになる

家事動線を優先しすぎると、

・リビングの居心地

・収納量

・採光や風通し

といった要素が、後回しになってしまうことがあります。

間取りは、一つの正解だけで決まるものではありません。

「本当に使うか分からない動線」が増える

理想を詰め込みすぎると、

・普段は使わない回遊ルート

・想定していた家事の流れと違う使い方

になることもあります。

暮らしは、図面どおりに動くとは限りません。

家事動線で迷いにくくする考え方

「毎日やる家事」を基準にする

家事動線を考えるときは、

・毎日必ず行う家事

・生活に直結する動き

を基準にすると、整理しやすくなります。

すべての家事を完璧にしようとすると、間取りは複雑になりがちです。

理想と現実を分けて考える

施工事例で見る動線は、あくまで一つの理想例です。

・家族構成

・生活リズム

・家事のやり方

が違えば、同じ動線が最適とは限りません。

「自分たちの暮らしに合うかどうか」という視点が大切です。

間取りは「完璧」を目指さなくていい

間取りを考えていると、

「もっと良くできるはず」
「ここで決めていいのかな」

と不安になることがあります。

ただ、家づくりで大切なのは、すべてを完璧にすることではありません。

多少の不便さよりも、

・落ち着いて過ごせる

・家族が自然に集まる

といった暮らしの心地よさが、満足度につながることも多いです。

家事動線を気にしすぎて迷ったときに起こりやすいこと

間取りの検討が長引くと、

・プラン修正が増える

・比較する図面が増える

・どれが良いか分からなくなる

という状態に陥りやすくなります。

結果として、決断がどんどん難しくなることもあります。

まとめ|家事動線は「大切な要素の一つ」

家事動線は、間取りを考えるうえでとても重要な要素です。

ただし、すべてを家事動線だけで決める必要はありません。

・自分たちの暮らしに合っているか

・他の要素とのバランスは取れているか

この視点で整理することで、間取りは自然と決まりやすくなります。

家事動線で迷っている時間も、真剣に家づくりを考えている証拠です。

完璧を目指すより、納得できる間取りを見つけていくことが、後悔しない家づくりにつながります。

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