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新築を建てる際、多くの方が悩むポイントのひとつが「収納」です。
家族が使いやすく、かつ美しい空間を保つためには、収納計画が重要なカギを握ります。
今回は、最新の住宅業界における収納トレンドをご紹介しつつ、新築計画中の方に向けたアイデアをお届けします!
日々の暮らしで「使いやすさ」を実感するためには、生活動線を意識した収納計画が不可欠です。
たとえば、帰宅後すぐにコートやバッグを収納できる玄関収納や、キッチン周辺に使いやすいパントリーを設置することで、家事の効率がぐんとアップします。
収納は「ここにあったら便利!」という視点で計画することがポイントです。
収納トレンドは「家族全員がどこに何があるかを分かる」ことにシフトしています。
特にお子様がいる家庭では、ラベリングや透明ケースを活用して「どこに片付けるのか」を視覚的に理解できる収納が人気です。
また、家族全員で整理整頓を楽しむことができる仕組みを取り入れることで、家が自然と片付きます。
オープン収納は空間を広く見せる効果がありますが、使い方にはコツが必要です。
雑多な物をそのまま見せると、逆に散らかった印象を与える可能性があるため、見せる収納には「美しく見せる工夫」を取り入れましょう。
たとえば、お気に入りの本や雑貨をディスプレイしたり、色味を統一することでおしゃれな空間を演出できます。
天井までの高さを利用した収納は、限られたスペースを有効活用するための優れた方法です。
壁一面に収納棚を設けたり、階段下のスペースを収納に活用したりと、アイデア次第で収納力を大幅に増やすことができます。
「床面積は狭いけれど、収納はたくさん欲しい!」という方におすすめの手法です。
最近では、特定の用途に特化した収納スペースも注目を集めています。
例えば、食品や日用品を収納できるパントリー、アウトドア用品やコートを収納できる土間収納など、暮らしに合わせた多機能なスペースを取り入れることで、家全体がより快適になります。
収納スペースの広さは家族構成やライフスタイルに大きく影響されますが、一般的な目安として、収納は家全体の 床面積の15~20% を確保すると、日常の物をしっかり収納できると言われています。
例)30坪(約99㎡)の住宅の場合、収納スペースは約15~20㎡(約4.5~6坪)が理想
収納の計画は、単なる「物をしまう場所」をつくるだけでなく、家族が暮らしやすい環境を整えるための重要なポイントです。
今回ご紹介したトレンドを参考に、ご家族のライフスタイルや収納したい物の量に合った収納をプランニングしてみてはいかがでしょうか?