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注文住宅を検討する際、多くの方が最初に気になるのが「家づくりの総額はいくらになるのか」という点です。
住宅会社の広告では「建物価格」だけが紹介されることも多いため、実際に相談してみて初めて「思っていたより総額が高い」と感じるケースも少なくありません。
注文住宅では、建物価格だけでなく、付帯工事費や諸費用などさまざまな費用が発生します。
そのため、家づくりの予算は「建物価格」ではなく総額で考えることが重要です。
この記事では、注文住宅の総額の目安や費用の内訳について、分かりやすく解説します。
注文住宅の総額は、土地の有無によって大きく変わります。
すでに土地を所有している場合、主な費用は建物と関連工事です。
一般的な目安は次の通りです。
・建物価格
・付帯工事費
・諸費用
これらを合計すると、総額2,500万円〜3,500万円程度になるケースが多くあります。
もちろん住宅の大きさや仕様によって金額は変わりますが、この価格帯が一つの目安です。
土地購入から家づくりを始める場合、土地代が大きく影響します。
例えば
・土地:1,500万円
・建物:2,300万円
・付帯工事:400万円
・諸費用:200万円
この場合、総額は約4,400万円になります。
土地価格は地域によって大きく変わるため、総額を考える際は土地予算も含めて計画することが重要です。

注文住宅の費用は大きく3つに分けられます。
建物そのものを建てる費用です。
主な内容
・基礎工事
・構造工事
・屋根・外壁
・内装工事
・設備工事
一般的に総額の70%前後を占めることが多いです。
注文住宅の建物価格の相場については、別記事で詳しく解説しています。
建物以外に必要となる工事費です。
主な工事
・地盤改良工事
・給排水引き込み工事
・外構工事
・解体工事
付帯工事費は建物価格の15〜25%程度が目安です。
土地条件によって費用は大きく変わるため、事前に確認することが重要です。
住宅購入にはさまざまな手続き費用が発生します。
主な費用
・登記費用
・住宅ローン手数料
・火災保険
・印紙代
一般的に総額の5〜10%程度が目安です。
実際のイメージとして、建物価格2,300万円の場合の例を紹介します。
建物価格
2,300万円
付帯工事費(約20%)
約460万円
諸費用(約8%)
約180万円
総額
約2,940万円
このように、建物価格だけで判断すると予算のイメージが大きく変わる可能性があります。

注文住宅では、計画段階で予算オーバーになるケースもあります。
失敗を防ぐためには、次のポイントを意識することが重要です。
建物価格だけで予算を考えると、後から付帯工事費や諸費用が追加される可能性があります。
家づくりの予算は最初から総額で考えることが大切です。
すべての希望を取り入れると、予算はすぐに増えてしまいます。
そのため
・必ず実現したいこと
・調整できる部分
を整理しておくと、予算調整がしやすくなります。
住宅ローンでは借入可能額ではなく、無理なく返済できる金額を基準にすることが重要です。
長く安心して暮らすためにも、余裕のある資金計画を意識しましょう。
注文住宅の費用を考える際は、建物価格だけで判断するのではなく、付帯工事費や諸費用を含めた総額で計画することが重要です。
土地の有無によっても必要な予算は大きく変わるため、家づくりの初期段階から全体の費用を把握しておくことが安心につながります。
家づくりでは、間取りやデザインだけでなく、無理のない資金計画を立てることも大切なポイントです。
総額の内訳を理解し、自分たちのライフプランに合った予算を考えることで、建てた後も安心して暮らせる住まいづくりが実現します。
注文住宅の総額には、建物価格だけでなく付帯工事費も含まれます。
付帯工事費の具体的な内訳や相場については、次回の記事で詳しく解説します。